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- 【検査項目解説!】大腸菌(水質)について
2.大腸菌(基準値:検出されないこと)
大腸菌は糞便中に含まれている代表的な菌類であり、水の糞便汚染を知る目安となります。意外と知られていないのが、全ての大腸菌に病原性があるわけではないこと。この検査では大腸菌の病原性の有無まで特定できませんが、さまざまな水系感染症が糞便を媒介することから、感染症予防の観点からも有効な指標となっています。
通常は、大腸菌が検出されることはありませんが、検出された場合は、設備不良による汚水や異物の混入などが考えられます。