貯水槽清掃後の水質検査

貯水槽清掃後の水質検査

今回は、貯水槽清掃後の水質検査 についてコラムを書かせていただきます。

 

■ 貯水槽清掃後の水質検査とは?

有効容量が10m3を超える貯水槽(受水槽)は、貯水槽の清掃を年1回実施することが義務付けられており、清掃後に水質検査を実施することが望ましい管理とされています。有効容量が10m3以下の貯水槽についても、同様の管理が望ましいとされています。

 

検査する項目ですが、一般的に11項目を検査されることが多いです。

飲料水として適しているかどうかの検査になります。

11項目の内訳は、一般細菌、大腸菌、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、有機物(全有機炭素(TOC)の量)、塩化物イオン、pH値、味、臭気、色度、濁度 です。

 

配管からの溶出が気になる場合は、上記11項目に5項目を追加して16項目の検査実施をおすすめします。

5項目の内訳は、鉛及びその化合物、亜鉛及びその化合物、鉄及びその化合物、銅及びその化合物、蒸発残留物です。