特殊排水について

特殊排水について

今回は、「 特殊排水 についてコラムを書かせていただきます。

 

■ 特殊排水とは

「排水」と聞いて思い浮かべる水も、実は種類分けされています。排水には、雨水や生活排水などいくつかありますが、その中でも特に、工場や病院などから出る排水は「特殊排水」と呼ばれます。

特殊排水の排出については「水質汚濁防止法」で定められています。排水基準により規定される物質は大きく二つに分類されていて、一つは人の健康に悪影響を与える可能性のある物質(有害物質)を含む排水に係る項目、もう一つは水の汚染状態を示す項目(生活環境項目)です。有害物質については28項目の基準が設定されていて、有害物質を排出するすべての特定事業場に基準が適用されます。生活環境項目については、15項目の基準が設定されていて、1日の平均的な排水量が50m3 以上の特定事業場に基準が適用されます。水質汚濁物質の排出者等はこの基準を守らなければなりません。

ただし、地域や事業場によって検査項目や基準が異なる場合がございますので、検査をご検討の場合はご確認ください。

どんな検査があるの

地域や事業場によっても検査項目は異なりますが、ご参考までに「水質汚濁防止法」で定められている有害物質28項目の基準と生活環境15項目を以下に載せます。

 

有害物質28項目

特殊排水について

(環境省HPより)

生活環境15項目

特殊排水について

(環境省HPより)

検査が必要になった場合は、アムコンにお問合せください。

検査項目はたくさんありますが、みんなで地球環境を守っていきたいですね。

 

(出典:水質汚濁防止法関係資料)