一般細菌が基準値を超えてしまう原因とは?

一般細菌が基準値を超えてしまう原因とは?

一般細菌が水質基準値を超えてしまう原因には、どんなものがあるのでしょうか?

水道水、井戸水の場合で分けて見ていきましょう。

 

 

<水道水の場合>

・汚水や異物などが混入した

・貯水槽の清掃が不足している

・水の使用量に対して貯水槽の容量が大きく、残留塩素が消失した

・給湯温度が低く、一般細菌が繁殖した(給湯水の場合)

 

<井戸水の場合>

・汚水や異物などが混入した

・消毒設備の故障

・降雨などによる水質の変動

 

以上のような原因が考えられます。

 

水そのもの以外の原因として、浄水器を取り付けている場合は、活性炭に繁殖した細菌が検出されることもあります。

また、検査のためのサンプリング時に滞留している水を採水してしまう、採水ビンに汚れた手指が入ってしまうと一般細菌が検出されることがあります。

 

一般細菌が基準値を超えてしまった時の対策については次のコラムをどうぞ!