消毒副生成物 ~クロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリ...

8.クロロ酢酸 (基準値:0.02 mg/L 以下であること)

クロロ酢酸は、人に対しての発がん性があるとは分類できませんが、ラットに対し体重減少等の影響があります。

 

 

9.ジクロロ酢酸 (基準値:0.03 mg/L 以下であること)

ジクロロ酢酸は、人に対して発がん性の可能性がある物質です。平成27年4月1日より、基準値が0.04 mg/L以下から0.03 mg/L以下に変更されました。

 

 

10.トリクロロ酢酸 (基準値:0.03 mg/L 以下であること)

トリクロロ酢酸とは、人に対して発がん性の可能性がある物質です。平成27年4月1日より、基準値が0.2 mg/L以下から0.03 mg/L以下に変更されました。

 

 

8~10の化合物は、「ハロ酢酸と呼ばれています水道原水中の有機物や消毒剤塩素及び臭素との反応により生成されます。

 

上記3種の他にも、ブロモ酢酸、ブロモクロロ酢酸、ジブロモ酢酸、ブロモジクロロ酢酸、ジブロモクロロ酢酸、トリブロモ酢酸等がありますが、今のところ検査項目には含まれていません。