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- ご家庭の井戸水水質検査 ~その他の検査項目編~
◆ 水質検査11項目の他に実施した方が良い検査は?
地中や使用している配管などから溶出してくる可能性のある金属類を調べる水質検査がありますのでそちらをご紹介させていただきます。
〇 金属類の例
鉄、銅、亜鉛、鉛 など…
上記の例に挙げた4つの金属類は、色水の原因となるものや給水管・給水設備の配管の内部の劣化で水の中に溶出してくる可能性のあるものです。
その他、 マンガン ・ カルシウム ・ マグネシウム などのご依頼をいただいた事例があります。マンガンは、地中の岩盤などに含まれており、そこから溶出してくることがあります。マンガンが水の中に過剰に含まれると、黒い色を付けることがあります。
カルシウム、マグネシウムは水の「硬度」を知ることができ、検査した水が軟水よりなのか硬水よりなのかが分かり、渋み・苦みの有無の判断ができるようになります。
ご説明させていただいた金属類の水質検査は、全ての井戸水で検査が必要という訳ではございません。
ご使用の井戸水の供給方法や井戸の位置、隣接する建物についてなど影響を及ぼす可能性がないかといった周辺の情報をヒアリングさせていただくことによって、おすすめする検査項目や検査料金が変わってきます。まずは、お電話やメールフォームから、お気軽にお問い合わせください。