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9.カルシウム、マグネシウム等(硬度) (基準値:300 mg/L 以下であること)
水の硬度とは、カルシウムとマグネシウムの含量によってあらわされていて、カルシウムとマグネシウムが多く含まれている水を「硬水」、含量が少ない水を「軟水」と呼んでいます。
硬度は水の味に影響を与え、カルシウムに比べてマグネシウムの多い水は苦みを感じます。また、硬水は胃腸を害して下痢を引き起こす場合があります。更に、硬度が高いと腐食性やスケール形成などに大きく関与してきます。
一方で、おいしい水の条件としては、カルシウムやマグネシウム等の硬度成分が10~100 mg/L程度含まれている事が必要で、この時はまろやかな味となります。