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16.非イオン界面活性剤 (基準値:0.02 mg/L 以下であること)
非イオン界面活性剤は、陰イオン界面活性剤とは異なり、水に溶けてもイオン性を示すことはありませんが、界面活性(洗浄性)を示します。
非イオン界面活性剤の特徴を利用して、金属塩や比較的高濃度の酸やアルカリ性の水溶液の中でも界面活性能を強く示すことができます。利便性ゆえに幅広い工業分野で用いられており、年々増加傾向をたどっています。過去には、国内の工業排水に起因する水道水の発泡事故が発生したこともあります。